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親子で学ぼう

大阪・海遊館の飼育員が語る!「ワモンアザラシ 日本初の完全人工哺育の軌跡」

START 13:00
END 14:00
料金 ¥2,750
配信媒体 Zoom

NHK文化センターでは、大阪・海遊館の飼育員の方を講師にお迎えし、オンラインでの特別講座を2021年9月18日(土)に開催します。

「かわいすぎる」と各所で話題になったワモンアザラシの「ミゾレ」の成長の軌跡と、試行錯誤で挑んだ前例のない人工哺育の取り組みを、貴重な写真や動画とともにお話しします。


●ワモンアザラシの「ミゾレ」とは?
大阪にある世界最大級の水族館、海遊館。
そこで2021年4月1日に誕生したミゾレは、海遊館で初めて繁殖したワモンアザラシです。

しかし出生直後、赤ちゃんはほとんど動かず、ぐったりした様子でした。
低体温や低血糖の症状があり、一時は命が危ぶまれました。

すぐに獣医師や飼育員が治療を始め、24時間つきっきりで見守り、懸命なケアに努めました。
その結果、赤ちゃんの体調は回復しました。
ですが時間がかかったため、親と同じ展示水槽に戻すことが難しくなり、飼育員が親代わりに育てる、人工哺育に切り替えました。

ワモンアザラシの人工哺育は世界でも珍しく、日本で初めての試みです。
そのため、国内の水族館でワモンアザラシを完全な人工哺育で育てたという記録は見当たりませんでした。

ミゾレの出生に立ち会った飼育員の竹内さんらは、ワモンアザラシの繁殖経験や補助的に人工哺育を行ったことがある水族館のデータと、過去に海遊館で行ったゴマフアザラシの人工哺育のデータを照らし合わせながら、哺育を進めていくことにしました。またワモンアザラシの繁殖に成功した他の水族館に、体重の増え方や魚を食べ始めた時期なども教えてもらい、手探りで育ててきました。


●企画者の思い
ミゾレくんの動画や写真、飼育員さんのブログを拝読して、命の危機を乗り越え成長してゆく赤ちゃんの姿と、初の試みに奮闘するスタッフの皆さんの姿に、勇気と感動をいただきました。

そこで命の尊さや、ワモンアザラシの生態について理解を深めるきっかけになれば、と願い、コロナ禍で、海遊館を訪れることができない全国のファンのために企画しました。

講座では、おおまかに以下の3部構成でお届けします。
① 妊娠が判明してから出産までに行った取り組みの紹介。
② 出産から人工哺育まで。
③ 離乳と展示デビューから現在まで。

事前に撮影した写真や動画を交えて、質問タイムも設けます。
ミゾレくんのファンの方のご受講をお待ちしております。


●講師プロフィール
竹内 慧(たけうち さとし)。

2009年海遊館に入社。「魚類環境展示チーム」で魚類の飼育管理に従事した後、2012年2月より「海獣環境展示チーム」に配属。
以後現在までアシカ・アザラシ等「鰭脚類(ききゃくるい)」の主担当を務めています。
ミゾレの出生にも立ち会い、人工哺育から今に至るまで飼育を担当。
ミゾレが一命をとりとめ、体調が安定した時には「涙が出るほど嬉しかった」そうです。

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