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教育
多様な学校・社会にするために必要な対話とは ~共感を生むための伝え方・受けとめ方~
START | 19:00 |
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END | 21:00 |
料金 | 無料 |
配信媒体 | YouTube Live |
認定特定非営利活動法人カタリバが全国の中学・高校と連携して取り組む対話的な校則見直し「みんなのルールメイキング」は、「変えたい」気持ちを形にするオンライン署名プラットフォームChange.org Japan (チェンジ・ドット・オーグ 以下 Change.org)とコラボイベントを開催します。12月10日(土)世界人権デーに際して、多様な学校・社会にするために必要な対話について、Change.orgスタッフと中高生がともに考え、その内容を一般公開いたします。
■「校則を変えたいんじゃなくて、納得したいんです」。10代の意見を学校や社会に反映しようとする社会的な動き
1948年12月10日に国連総会において「世界人権宣言」が採択されました。この宣言は前文と30の条文によるもので、各国の憲法や法律に取り入れられるなど、人権保障が世界平和の基礎であるという考え方を世界中に広めました。毎年12月10日は世界人権デーと定められ、今年は74年目となります。
昨今、日本では子どもたちの人権を侵害する恐れがある校則を「ブラック校則」として、全国的に是正する取り組みが盛んに行われました。2021年6月、全国の教育委員会に文部科学省から校則見直しを推進する通達がなされ、今秋には12年ぶりに生徒指導の手引書「生徒指導提要」の改定が予定されるなど、学校校則の在り方が大きく変わろうとしています。
カタリバでは2019年から対話的な校則見直しを全国の中学・高校に届ける「みんなのルールメイキング」事業に取り組んでいます。初年度は3校からはじまり、現在では全国160校以上の学校や自治体と連携して学びを届けています。
ルールメイキングは、生徒が中心となって先生や関係者と対話しながら校則やルールを見直していく取り組みです。立場や意見の違う人たちと、対話から納得解をつくるプロセスを大切にしています。
多くの中高生と対話を重ねていくと「本当は校則を変えたいんじゃない、ただ納得したいだけなんです」といった声を聞くことが増え、校則見直しにおける対話の必要性を感じています。
■「対話」の姿勢を大切にしているChange.orgとカタリバが世界人権デーにイベントを開催
Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)は、2007年にアメリカ・サンフランシスコで誕生し、世界196カ国・4億人に利用されているオンライン署名プラットフォームです。「オンライン署名」を、変化を実現できる立場にいる人(=意思決定者)と対話をつくり出すための手段ととらえ、権力を持たない市民が声をあげることで、社会を変えるきっかけになることを大切にしています。ユーザーからの支援によって運営されており、オンライン署名の立ち上げから賛同まで、すべての機能を無料で利用できます。
日本でも静岡県富士市の高校生が「全公立小中学校にエアコンを導入する」キャンペーンを立ち上げ、実際に富士市が導入したり、富山県のトランスジェンダーの高校生が、男女の区別がつかないジェンダーレスな制服の導入や選択ができるよう県に求め、請願が採択された事例などがあります。
本イベントではChange.orgの署名キャンペーンにて自分の学校のみならず、地域の学校全体を変えたルールメイキング事例などを紹介する他「多様な学校・社会にするために必要な対話」について参加者の中高生・先生とともにディスカッションを行います。10代にとって身近にある社会を変えていくための、さまざまな対話の手段を知ることができるイベントです。
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